石 龍徳
Joseph Altman博士の夫人であり、共同研究者であるBayer博士からAltman博士が4月19日に亡くなったとの知らせを受けました。Bayer博士が書いたObituaryが私の元に送られてきたので、それを添付します。また、私が作った日本語訳も送ります。この文章は神経科学Newsの編集部に送りました。Altman博士のご冥福をお祈りしたいと思います。Adult neurogenesisの発見は偉大ですが、その後の脳のいろいろな部位の発生に関する論文、著書もすばらしいと思います。また、科学者としての生き方も見習うべき点が多々あると思います。最近まで執筆していた彼の集大成ともいえる書籍はダウンロードできるので、是非見てみて下さい
AltmanのHPは下記にあります。
http://neurondevelopment.org
「最近まで執筆していた彼の集大成ともいえる書籍」がダウンロードできるサイトは下記にあります。
http://brainmindevolution.org
演題の締め切りを
12月8日(木)まで延長いたします。
第12回用WEB: http://www.shiga-med.ac.jp/~hqphysi1/physiol1/MD_PhD_course/adultneurogenesis.html
設立趣旨
「成体の脳でもニューロンは新生している」という考え方は、1990年代後半から徐々に神経科学の研究者の間で認められるようになった新しい概念です。この考え方が受け入れられる以前の約100年間、神経科学の教科書には「成体の脳ではニューロンは新生しない」と書かれていました。この「成体脳のニューロン新生」の発見は、それまでのドグマの崩壊、新しいパラダイムの出現と言ってよいでしょう。「成体脳のニューロン新生」はこのような新しい概念であるため、2000年頃、日本には「成体脳のニューロン新生」を研究する大きなグループは存在しませんでした。個々の研究者が独立に小規模の研究グループを立ち上げました。
「成体脳のニューロン新生懇談会」は、このような小規模の研究グループの研究者同士が、お互いの情報(実験技術、動物、試薬、実験結果など)を交換したり、関連の研究分野を勉強したりするために2003年に結成されました。「成体脳のニューロン新生」は、神経発生・可塑性、記憶・学習、再生医療、神経疾患など様々な分野と関係があるため、懇談会にはこれらの分野に関心のある研究者が集まっています。「成体脳のニューロン新生懇談会」は、それぞれの研究者がこの懇談会を利用することにより、各々の研究を発展させ、日本から世界に向けて真に独創的な研究を発信することを目指しています。
〒160-8402 東京都新宿区新宿6-1-1
東京医科大学組織・神経解剖学分野
Tel: 03-3351-6141(内線)274 Fax:03-3351-7886
今後の会合については、今後のイベントをご覧ください。
入会には、何れかの幹事に問い合わせください。
ホームページマネージャーより:
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問い合わせにつきましては:玉巻伸章へ
shinkeisaibou(アット)gmail.com